給与・残業ルール無料診断、実施中!

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はじめに こんにちは。東京都 中央区日本橋室町で開業している社会保険労務士の田中 寧子(たなかやすこ)です。

1月は、決算対応 や担当者の引継ぎ、年明けの業務集中 が重なり、どうしても残業が増えやすい時期です。


その一方で、

・「この残業代、いつ支払うのが正解だっけ?」

・「締日と支給日の関係、説明できる自信がない」

・「今さら聞くのは恥ずかしい…」


そんな実務担当者ならではの不安を抱えたまま、 なんとなく処理を続けていませんか?

労務管理は、 問題が起きてからでは遅い分野です。さらに毎年、法改正があり、変化の対応がとても大変です。

法律は、知らなかったでは済まされない。


2026年のスタートを、 「不安」ではなく「安心」で迎えるために、 このページで整理していきます。

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心当たりはありませんか?

給与・残業ルールをセルフチェックしてみましょう!

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    チェック① 残業代の支給タイミング

    Q1. 残業が発生した月について、 「どの締日分を、いつの給与で支払うのか」を 就業規則・社内ルールとして明確に説明できますか?

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    チェック② 締日基準・発生日基準の統一

    Q2. 残業代の計算方法について、 「締日までに確定した分」「実際に働いた日」などの考え方が 部署や担当者によってバラバラになっていませんか?

    (※ 全社員共通のルールとして統一されていますか?)

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    チェック③ 引継ぎ時の運用ルール

    Q3. 現在の給与・残業の処理方法について、 「前任者がそうしていたから」ではなく、 なぜその運用なのかを根拠をもって説明できますか?

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    チェック④ 就業規則と実務の一致

    Q4. 就業規則に記載されている残業・割増賃金のルールと、 実際の給与計算・支給方法は 完全に一致していますか?

多くの会社は、 わざと残業代を払っていないわけではありません。 しかし、 ルールが曖昧 社内で統一されていない 説明できる資料がない この状態は、 法律上は「適正に支払われていない」と判断されてしまいます。

1月に多い「給与・残業」の勘違いとは?

1月は決算・引継ぎ・繁忙が重なり、 給与や残業の処理を「いつも通り」で進めてしまいがちです。 しかし、その「いつも通り」が、実は法律上リスクになることがあります。


① 残業代の支給タイミングを誤っている

よくあるのが、

・「1月に発生した残業だから、2月の給与で払えばいい」

・「締日後に確定した分は、次回でまとめて払えばいい」 という処理です。


残業代は、 会社が定めた締日・支給日ルールに基づいて、正しく支払われているかが重要です。

ルールが曖昧なまま支給が遅れると、 たとえ後で支払っていても 「支払うべき時期に払われていない=未払い残業」と判断される可能性があります。


② 「締日基準」と「発生日基準」が社内で混在している

これは労務担当者が特に混乱しやすいポイントです。

・Aさんの残業は「締日までに確定した分」

・Bさんの残業は「実際に働いた日ベース」

というように、 人や部署によって考え方がバラバラになっていませんか?

本来は、

・どの期間の残業を

・いつの給与で ・どのように支払うのか

を会社として統一しておく必要があります。


混在している状態は、 「管理ができていない」と見なされやすく、 調査時に指摘されやすいポイントです。


③ 引継ぎ時に「暗黙ルール」だけが残っている

1月は引継ぎが多い時期です。

その際、 「前任者がこうやっていたから」 「特に問題になったことがないから」 という理由で、 理由や根拠が分からないまま運用が続いていることがあります。


しかし、

・なぜその支給方法なのか

・就業規則のどこに根拠があるのか

を説明できない場合、 後から問題になったときに会社を守れません。


④ 就業規則と実際の運用がズレている

就業規則には、

・残業の考え方

・締日

・支給日 割増賃金の扱い

が書かれているはずです。


ところが実務では、

・規則は昔のまま

・実際の給与計算は別ルール

というケースが少なくありません。

このズレがあると、 「就業規則どおりに払われていない」=未払いと判断されるリスクが高まります。

実際に起きているトラブル事例

中小企業の現場では、「特に問題なく回っていたはず」の給与・残業の運用が、ある日突然トラブルとして表面化することがあります。


たとえば、決算が終わった後に、従業員から「過去数年分の残業代が正しく支払われていないのではないか」とまとめて請求されるケースです。日々の業務では大きな不満が見えなかったとしても、決算や組織の変化をきっかけに、これまで曖昧だった運用が改めて確認され、問題として浮かび上がることがあります。


また、退職時に初めて「残業代の支給漏れ」を指摘されるケースも少なくありません。在職中は言い出しづらかった不安が、退職という節目で一気に表に出ることもあります。会社としては「これまで通り支払ってきた」という認識でも、支給ルールや計算根拠を説明できなければ、話し合いは難航します。


さらに、労基署調査が入った際に、残業代の支給根拠を明確に説明できず、是正指導を受けるケースも見られます。就業規則は存在していても、実際の運用と一致していなかったり、担当者ごとに処理方法が違っていたりすると、「適正に管理されていない」と判断されやすくなります。


これらのトラブルの多くは、「ルールがまったく存在しない」ことが原因ではありません。実際には、ルールはあるものの、整理されておらず、説明できる状態になっていないことが問題なのです。だからこそ、問題が起きる前に、一度立ち止まって運用を整理しておくことが重要です。


労働相談窓口の重要性

給与・残業トラブルを防ぐ! 

解決のための主な3つのポイント

  • Point 01

    残業代の締日・支給ルールを明確にする

    まず重要なのは、残業代を「いつ締めて、いつの給与で支払うのか」を明確にすることです。発生日ベースか締日ベースかを会社として統一し、例外を作らないことがポイントです。曖昧なまま運用を続けると、後から未払いと判断されるリスクがあります。ルールを言葉で説明できる状態を目指します。

  • Point 02

    就業規則と実際の運用を一致させる

    就業規則に書かれている内容と、実際の給与計算・残業管理が一致しているかを確認します。規則が古いまま運用だけが変わっているケースは少なくありません。実態に合わない規則は、会社を守るどころかリスクになります。実務に即した内容に整え、規則と運用をセットで管理することが重要です。

  • Point 03

    引継ぎに頼らない

    「説明できる仕組み」を作る

    担当者の引継ぎだけに頼らず、残業代の計算方法や支給ルールを資料として整理しておくことが解決につながります。誰が担当しても同じ説明ができる状態にしておくことで、退職時や労基署調査にも対応しやすくなります。「人に依存しない労務管理」が、トラブル防止の鍵です。

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残業対策:企業の新たな挑戦

残業対策

残業問題は、特に日本の企業文化においては深刻な課題の一つです。労働基準法を元に労働者の権利が厳格に守られることが求められています。労働基準法では、残業時間の上限が設けられ、労働者の健康と生活の質を守るための具体的な対策が求められます。企業は今後さらに、労働時間を適切に管理する必要があり、残業抑制のための効果的な取り組みが必要不可欠です。

効果的な残業管理方法の一つとして、労働時間のリアルタイム把握を行うことが挙げられます。企業は、テクノロジーを活用して労働時間を可視化し、従業員が適切な範囲内で業務を遂行できるように支援する必要があります。たとえば、勤怠管理システムを導入し、各従業員の勤務状況をリアルタイムでモニタリングすることで、適正な業務量や時間管理が実現できます。

また、先進的な企業の事例としては、フレックス制度を導入している企業があります。この制度では、従業員が自身のライフスタイルに合わせた働き方ができるため、労働時間を自分で調整することができ、結果的に残業が減少します。さらに、業務の効率化を図るために、業務プロセスの見直しを行い、タスクの優先順位を明確にすることで、従業員が無駄な残業を強いられないようにすることも重要です。

労働者の権利を守るためには、このように企業側が残業管理に積極的に取り組むことが不可欠です。企業がこの新たな局面を乗り越えるためには、従業員の声を大切にし、柔軟な働き方を実現させる環境作りが求められます。さらに、企業文化として、労働者一人一人の健康と幸福が重視されることによって、自社の発展にもつながるのです。

労務コンプライアンスの強化

企業が労務管理においてコンプライアンスを遵守することは非常に重要です。特に、毎年行われる労働基準法改正や残業規制に対応するためには、今から計画的な準備が求められます。まず第一に、労務管理の基本となる法令の理解が必要です。法改正が行われた場合には、従業員全体に意識を浸透させるための教育が不可欠です。さらに、定期的なコンプライアンス研修を実施することで、従業員が法律や社内規定に対する理解を深め、企業としての信頼性を高めることができます。

次に、実際の労務管理においては、デジタルツールやシステムを活用して業務の透明性や効率を確保することがポイントです。給与計算や残業管理をシステム化することで、ミスや手続きの遅延を防ぎ、トラブルを未然に防ぐことができます。特に、リアルタイムでの残業状況の把握は、企業としての即応性を高め、働く環境の改善につながります。

加えて、自社での問題が発生した際には迅速かつ柔軟に対応する体制を整えておくことも重要です。労働相談窓口を設置し、労働者が安心して声を上げられる環境を整えることで、早期の問題解決が見込めます。このような取り組みは、労働者の信頼を得る手段となり、企業のイメージ向上にも寄与します。

結論、法令遵守はビジネスの基盤とも言えるため、コンプライアンスの強化に努めることは長期的な企業の発展に繋がります。40年ぶりの労基法大改正が行われると言われる2026年は、計画的な準備と実行に取り組むことで、企業としての競争力を維持し、持続可能な経営を目指すことが可能です。従業員の権利を守ることは、企業の未来を作るための重要なステップです。

労務コンプライアンスの強化

まずは、ご相談ください!

  • お問い合わせで、あなたの会社を守る一歩を
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1月は、日々の業務が本格化する前に、労務の土台を整えられる貴重な時期です。

「問題が起きてから直す」のではなく、「問題が起きにくい状態を先につくる」ことで、事業主様も労務担当者様も、本来の業務に集中できる環境が整います。


今の運用を一度整理するだけで、不安は減り、引継ぎは楽になり、将来のトラブルを防ぐことができます。

大きな見直しでなくても構いません。まずは現状を確認することから始めてみてください。


2026年を、安心してスタートするために。 社労士として、実務に寄り添いながらサポートいたします。まずは、お問い合わせフォームよりコンタクトください!

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